私の住む街にはインド人が多く住んでいる。

中国人や韓国人もたくさん住んでいるのだが、
彼らは基本的に日本人と同じような顔をしているので
ちょっと見ただけではわからない。

しかし、インド人は外見が日本人と全く違うのですぐにわかる。

元々宝石の問屋がたくさんある場所で
宝石関係の仕事をしている人は、インド人が多い。

だからインド人が多いのかもしれない。

私がインド人だと思っている人たちは、
ネパール人やパキスタン人かもしれないが…。

インド人は牛乳が好きだ。

スーパーで牛乳を大量にカゴに中に入れているのをよく目にする。

私はインド人の友達がいないので、
これも私の勝手な想像だが
多分、自家製のヨーグルトやラッシーを作るのだと思う。

インド人の主婦は太っている。

子供はとても痩せているのに、
お母さんになると皆太っている。

多分、太っている人が良いという
価値観があるのだろう。

インド料理屋もたくさんある。

これは、中華料理屋や
焼肉屋についても言えることだが
一度、インド料理屋が出来ると
その店が潰れても、経営者が変わって
またインド料理屋ができる。

この街には、インド人にとって必要なものが
かなり揃っているように思える。

インド食材店も何件かある。

日本人があまり買わないので
いつの間にかなくなっていることが多い。

しかし、無くなるとまたいつの間にか
インド食材店ができる。

私もたまに利用する。

カレー粉を買う。

カレー粉といっても様々なスパイスと
調味料が混ざったもので
それを入れるだけでカレーができる、というものだ。

日本で言うバーモントカレーとか、
ジャワカレーのようなもののインド版だ。

インドにはこのようなものは本来無いはずなのだが
多分、日本のカレールー商品を真似したのだろう。

しかしさすがスパイスの国の商品で、
これが美味しい。

私のお気に入りである。

ところで、このインド食材店、
日本語を喋れる人が全くいない店もある。

昔、「ダールカレーの中に入っている豆が欲しい」
といったことがある。

日本語が通じないので随分苦労した。

ダールカレーは知っていても、
何の豆が入っていて、
その豆を何と呼ぶのか知らなかったからだ。

英語や身振り手振り、
ネットの画像などで説明をしてもらいわかったのだが、
この豆はチャナダールというらしい。

チャナというのはひよこ豆のことで、
ダールというのは小さく砕いた、という意味だ。

つまり、ひよこ豆をすぐに食べれるように
細かく砕いたものなのだ。

その豆を持って店を出た私は
ちょっとした海外旅行に行って来た気分だった。

私の住む街は国際都市である。